いらっしゃいませ。ワタリです。
このブログは新卒で小売業に入社し、店舗勤務→人材業界→IT業界と、2回の異業種転職をしてきた実体験をもとに、異業種転職のポイントをまとめています。
キャリアアップをしたい、ということを考えた時異業種転職は大きな選択肢になります。
キャリアアップとは
当ブログでは、キャリアアップとは「年収アップ・役職アップに限らず、働く場所や勤務形態をはじめ、自分の求める仕事や働き方を求めて自発的に活動すること」と捉えています。
一般的には例えば
- 年収アップ
- 役職アップ
- 管理職になる
- 花形部署へ異動する(栄転)
- より待遇の良いポジションで転職する
などが挙げられるでしょうか。当然これらは重要ですし、私自身も重視しています。同時に、コロナ禍で働き方が大きく変わりリモートワークも当たり前のものになりました。通勤時間や満員電車、子育てや家事とのやりくりなど、仕事の場所を選べることの優先順位が上がっている人もいるかもしれません。仕事の進め方、考え方がフィットするところがいい、という人もいるでしょう。
そういった自分にとって重要かつ優先順位が高いものを言語化し、達成するために自ら考え動くことは(仮に年収が下がったとしても)素晴らしいことだと思います。このように、当ブログではキャリアアップという言葉の意味を広く捉えて考えていきたいと思っています。
なぜキャリアアップしたいのか
では、なぜ「キャリアアップ=自分の求める仕事や働き方を求めて自発的に活動する」必要があるのでしょうか。例えば、下記のようなことに悩んだことはありませんか?
- もっと給料が欲しい
- 仕事量と収入のバランスが悪い
- 残業時間や休日出勤が多く、プライベートの時間がない
- 職場の人間関係が悪い
- もっと自分の強みやスキルを活かせる仕事をしたい
- 興味がある仕事があるが、なかなかチャンスが掴めない
- 年功序列で上が詰まっており昇進が見込めない
- 幅広く色々な業務を経験したい
- 子供の送り迎えなどリモートワークを活用したいが、会社が出社前提である
- クラウドサービスなど利用したいツールがあるが、会社の規定で古いものしか利用できない
- 無駄な申請や儀式のような会議が多すぎる
など、思い当たるものはないでしょうか。挙げ始めるとキリがありませんが、完全に不満の無い職場に巡り会えるということは滅多に無いのでは無いでしょうか。
仕方がないこととはいえ、場合によってはストレス過剰で心身に支障をきたしてしまったり、適性のない業務を続けていたことで、いざ新しいことにチャレンジしようとした時に実務経験無しで門前払いされたりなど、放置しておくと後々解消しにくくなることが発生する可能性があります。
そのため、こういった不満を解決するためにキャリアアップという選択肢があります。
どのようにキャリアアップするのか
キャリアアップしたいというときに考えるべきは「関わる人を変える」ということです。人が何かを変えようとするときの選択肢として例えば
- 意識を変える
- 行動を変える
- 道具を変える
- 手順を変える
- 環境を変える
- 関わる人を変える
というものがあるとして、最も確実かつ効果があるのが「関わる人を変える」ことです。何かをするときに「意識を変える」という対策を考えるケースを見ますが、おそらく何も変わりません。行動も意識から発生するものなので「行動を変える」のは難しく、それらを変える仕組みが必要です。
道具を変えれば手順が変わることは多いですが、仕事をしている中で新しいツールを利用するのに一定のハードルがあるかと思います(所属によっては全く受け入れられないことも)。環境も、在宅勤務やワーケーションが広がりつつありますが、企業によっては必ずしも利用できません。
「関わる人を変える」ことで取り巻く状況を一度に変えることができるので、これが重要度が高いと思われます。では、そのためにどのような選択肢があるでしょうか。
社内で異動する
社内で希望部署への異動を検討するという選択肢があります。所属している企業によって、キャリアプランを立てたり、定期面談で上司に相談したり、場合によっては社内でオープンポジションに応募できることもあるかもしれません。
転職を考える前に、まずは慣れ親しんだ社内で希望する部署・職種へ異動できるか検討してみるのは有りだと思います。ただし、打診していたりオープンポジションに応募したりしていても、要件を満たしておらず承認されないケース、希望部署は承認してくれていても「上司ブロック」が入って異動できないケースはあるようです。
こういった場合、社外に手を広げるということも選択肢になります。
社外で活動を広げる
最近では、副業解禁となる企業も増えてきました。また、副業をサポートするサービスも増えています。ココナラ、ランサーズ、クラウドワークス、ビザスクといったサービスに登録すると、自分のスキルを活かせる案件を探すことができます。
上記の不満のうち、「もっと自分の強みやスキルを活かせる仕事をしたい」という不満がある場合、社外で仕事をすることで自分のスキルを活かし、伸ばしていくことができます。
また、社外でやりとりするコミュニティができることで新たな関係性ができていきます。社内の人間関係に悩んでいる場合、内容によっては新たな刺激でうまく切り替えできるようになるかもしれません。
ただし、副業がOKかどうかは所属している企業によって異なりますので、事前に就業規則や規定を必ず確認しておく必要があります。
転職する
そうはいっても、おそらく1日の多くの時間を過ごすのは現在働いている所属です。職場に不満がある場合、そこをなんとかしなければ根本的に解決はしません。移動はできない、副業が対症療法に過ぎないという場合は、転職して環境をガラッと変えることが最適解の一つです。
いつからキャリアアップを考えれば良いのか
自分のキャリアアップを考え始めるのは、早ければ早い方がいいと思います。
- 年齢を経ると転職は実務経験と実績・成果優先になる
- 異業種・異職種へのキャリアチェンジは年齢を理由に受け入れが減ることがある
- 希望した仕事と現職が違う場合、早めにキャリアチェンジした方が実務経験を積む期間を長くできる
といったことが要因です。
働き方や待遇、仕事内容で目標がある場合、そこに向けてどんなスキルを身につければ良いのか、どんな経験を積めば良いのかが見えてきます。現職でそれらが経験できれば問題ありませんが、そのままでは経験できない場合、少しでも早く環境を変えることが近道になる可能性があります。
キャリアアップを支援してもらうためには
キャリアアップを支援してもらうために転職エージェントへの相談をオススメします。なぜならば、転職エージェントに相談することで
- 自分自身の考え・経験やスキルを客観的にアドバイスしてもらう必要がある
- キャリアプランや人材市場の動向を詳しい人から情報吸収する必要がある
- 目標に向けて必要な経験・スキルを整理する必要がある
- 経験・スキルを身につけるためにフィットした求人を紹介してもらう必要がある
が達成できる可能性があります。特に求人については、非公開求人と呼ばれる一般ではみることができない求人を大量に保有しているので、個人で探すより良い求人に巡り会うことができます。転職エージェントから情報・求人を引き出しながら、キャリアアップを目指しましょう。
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働く場所や時間、副業の広がりなど、昨今では個人の努力次第で自分の求める働き方に近づくことができるようになってきました。仕事をしながらでは忙しく大変かとは思いますが、一度立ち止まってキャリアアップについて考える時間をとってみては如何でしょうか。
そこから自発的になんとかしようという場合、私はそれを応援します。このブログがそういったチャレンジの後押しやサポートとなればとても嬉しく思います。
ご覧いただきありがとうございました。またどうぞお越しくださいませ。